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不妊・妊婦の豆知識

[Vol.162]
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頭痛に効く5つのツボ

突然起こったり、一日中ダラダラ痛みが続いたり・・・。
頭が痛いと、仕事などにも集中できません。そんなとき、鎮痛剤に頼る人は多いですが、ツボを押してみるのも有効です。痛みがある場所によって効くツボが違うので、使い分けて効果的にケアしましょう。

側頭部が痛い

こめかみから側頭部あたりがズキンズキンと脈打つように痛む。頭の片側に起こりがちなことから、片頭痛と呼ばれますが、両側に起こることもあります。このケースはこめかみ近くのツボ「太陽」をやさしく押すと、ラクになります。

「太陽(たいよう)」を押す

≪位置≫
目尻と眉尻の中間から小指1本分程度外側。小さいくぼみ。

≪方法≫
中指の腹で軽く押す。後頭部方向へ軽く引っ張るように押すのもおすすめ。


後頭部が痛い

目の疲労や強いストレスが続くと、気や血の巡りが悪くなってしまいます。すると、後頭部に締め付けられるような痛みが起こりがち。後頭部にある「風池(ふうち)」は患部に直接働くだけでなく、目の疲れにも働きかけ、つらい痛みを緩和します。

「風池(ふうち)」を押す

≪位置≫
耳のうしろの出っ張った骨と髪の生え際を結んだ中間あたり。少しへこんだところ。

≪方法≫
両手を頭に添え、親指でツボを押す。首を少し後ろに反らして、痛気持ちいい強さでぐーっと押します。また、横になって、ひじ枕をついたら親指をツボに。頭を預けるようにすると、心地いい刺激になります。


頭頂部が痛い

頭のおてっぺんまで痛い。そんな時は「百会(ひゃくえ)」のツボを刺激しましょう。百会は、全身のさまざまな不調改善に働く万能のツボ。頭も痛いけど、目や肩も痛い。なんとなく頭が痛いけど、どこが痛いかよくわからない。そんな時は、まずはここを刺激。

「百会(ひゃくえ)」を軽くたたく

≪位置≫
頭のてっぺん。押すとずーんと響くところ。

≪方法≫
指先でトントンと軽くたたいたり、軽く指で押して刺激。少し首を前に傾けると刺激しやすい。


前頭部が痛い

目の疲れや、鼻炎や鼻づまり、キーンと冷たい風を顔に受けたときなどに前頭部が痛くなることがあります。そんな時は、眉間の「印堂(いんどう)」を押してみましょう。縮こまっていた前頭部の筋肉がゆるみ、痛みがすーっと緩和されていきます。

「印堂(いんどう)」を押す

≪位置≫
左右の眉間の真ん中にあるツボ。押すと、わずかにくぼむところ。

≪方法≫
人差し指の腹をツボに当て、ぐーっと長押し。眉間のシワをほぐすように、指で軽く円を描くのも◎。


肩こりや緊張からくる痛みには

肩こりや、強い緊張感などで体がこわばると頭に気が上り、停滞します。その気が熱を帯びることで、痛みが誘発されてしまいます。こういったケースの頭痛には、「合谷(ごうこく)」がおすすめ。肩こりやストレスに効き、さらに、頭に停滞した余分な熱も取り除きます。

「合谷(ごうこく)」をもむ

≪位置≫
親指と人差し指の骨が交わる少し手前のくぼみで、人差し指側の骨のキワ。押すと響くところ。

≪方法≫
人差し指の骨のキワに親指を軽くもぐりこませるイメージで押す。軽く親指をゆすって、痛気持ちいい強さでもみほぐすのもおすすめ。


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