不妊・妊婦の豆知識
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排卵していない可能性が考えられる など、心配な基礎体温にはいくつかのパターンがあります。比較的多く見受けられるパターンと、その考えられる原因を、前回に引き続き3例ほどご紹介します。 今回は、以下の3例です。 >>>前回の3例はこちら ご自身の基礎体温グラフを比較してみて下さい。 体温の変動が激しい自律神経が乱れている ストレスや睡眠不足などによって自律神経が乱れ、「気」や「血」のめぐりが悪化しています。 生理前の心身の不調、PMS(月経前症候群)がつらい人も。乳汁分泌を促すプロラクチンというホルモンが多く分泌されていて、妊娠しにくい状態になっています。 生理中の体温が高い「血」のめぐりが悪い 生理が始まっても体温が高めだったり、生理中にぴょこんと体温があがったりするパターン。「血」のめぐりが滞ったの状態と考えられ、経血の排出が滞り、卵胞の発育や排卵、黄体ホルモン機能にもダメージが。生理痛がひどく経血にかたまりが混ざるひとは子宮内膜症の可能性も。 高温期の移行に時間がかかるスムーズに排卵できない だらだらと体温が上がり、高温期の移行に時間がかかる。(4日以上)場合、排卵障害の可能性が。 おりものの量も少ないときは、卵胞の成長が不充分と考えます。 「気」や「血」のめぐりが低下している、「気」が不足していることが原因と思われます。 出典:妊娠力が気になる人の漢方的養生BOOK |