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不妊・妊婦の豆知識

[Vol.85]
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「体重と妊活」についてPart1
健康的な体で、元気な赤ちゃんを産むためには、今から何をしておけばいいのでしょうか。
妊娠する前に知っておくことや、やっておくことについて、今回は「体重と妊活」に関するテーマでお伝えします。

肥満・やせ は、不妊の原因に?

脂肪の量が極端に増減すると、月経異常などを引き起こすことも

体重は女性の性性能に大きな影響を及ぼすとされています。
体重の過多・過少、いずれにおいても月経の異常、不妊、妊娠や分娩異常の頻度が高まります。脂肪細胞にもエストロゲンという女性ホルモンをつくる働きがあるので、脂肪の量が増えても、また、極端に減ってもバランスが崩れやすくなってしまいます。
それにより、生理不順になりやすくなるなど、排卵に障害を起こす場合もあります。
脂肪の量は女性ホルモンと関連があるという事を知っておいて頂きたいと思います。

肥満・やせ は、不妊の原因に? イメージ写真 肥満の人が妊娠しにくいのは、前述したようにエストロゲンの産生と代謝がうまくいかなくなるためだと考えられています。また、内臓脂肪が多くなると、インスリンに対する体の反応が低下する「インスリン抵抗性」が起きることがあり、それによりインスリンが増加すると、卵巣機能の低下につながってしまうこともあります。

排卵障害を引き起こす多のう胞性卵巣症候群(PCOS)という疾患がありますが、欧米では40%以上が肥満を合併。日本では20%で、必ずしも肥満の人が当てはまるわけではありませんが、その病態にはインスリン抵抗性が関連していると言われているようです。

さらに肥満状態だと、レプチンという摂食抑制とエネルギー消費亢進をもたらすホルモンが増加し、排卵に関わる脳のホルモンや卵胞発育調節の不調を引き起こしやすいと考えられています。

一方、やせの人が妊娠しにくいのも脂肪細胞に関連しており、極端に脂肪が少ないとそこで作られるエストロゲンも減少。十分な量が得られないため、生理周期が不規則になることもあります。やせで最も深刻なのは、急激なダイエットなどで極端に体重が減少した場合です。体重減少性無月経といって、重症の排卵障害を引き起こし、脳から卵子を育てるホルモンがほとんど出なくなってしまうのです。
体重を戻しても、一度そのような状態になると、簡単に排卵しないので、過去に過激なダイエットをした経験がある人は、早めに不妊治療をスタートさせたほうが良いでしょう。


[参考文献]
Jineko 2016Autumn

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